取り外しと取り付け

取付け作業場の注意
  • バッテリー内に注入されている電解液は腐食性の希硫酸です。
  • 希硫酸は毒物劇物取締法で劇物指定されています。
    取り扱いには十分に注意して下さい。
  • バッテリーの交換、点検などの作業をする際には直接電解液が身体に付着しない様、
    必ず保護めがね、ゴム手袋などを着用してください。
  • 取り扱い方法をあやまると失明、火傷、機械などの破損の原因になります。
  • バッテリーに同封の取り扱い説明書を必ずお読み頂き、作業が不安な場合は
    作業を中断しご購入店やモーターサイクルショップにご相談下さい。

  • ●古いバッテリーの取り外し
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  • 1.最初にマイナス端子(-)を外します。 
  • ※必ずマイナス端子(-)から外してください。
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  • 2.次にプラス端子(+)を外します。
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  • 3.バッテリー固定金具(ゴムバンドなど)を外します。
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  • 4.バッテリーの収納場所(ケースや皿)をキレイにして下さい。小石やごみは取り除いてください。
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  • 5.バイク本体側のターミナル金具に錆びや汚れが有る場合は金ブラシでキレイにしてください。

     

    新しいバッテリーの取付

     


  • ●新しいバッテリーの取付
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  • 1.取り付けるバッテリーのキャップやカバーがしっかりと取り付けられているか確認してください。 
    (電解液の液漏れの原因になります。)
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  • 2.バッテリーの収納場所に新しいバッテリーを設置して、固定金具(ゴムバンドなど)でバッテリーを固定してください。
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  • 3.最初にプラス端子(+)を取り付けてください。
  • ※必ずプラス端子(+)から取り付けてください。
    (しっかりとターミナルが固定されているか確認してください。故障の原因になります。)
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  • 4.次にマイナス端子(-)を取り付けてください。
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  • 5.端子カバーが有る場合は、端子カバーを取り付けてください。
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古いバッテリーの取り外し

 


  • ●新しいバッテリー取付後の確認
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  • 1.バッテリーの取り付けが完了しましたら、エンジンを始動しバッテリーを確認してください。
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    始動操作は5秒以内とし、1回で始動しない場合は、10秒くらい停止後、再び始動操作を行ってください。
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  • 2.ただし、この操作を数回行ってもオートバイが始動しない場合は、バッテリーや始動回路を点検してください。
    ※スターターキックがついているバイクでは、最初の始動をキックスタートでの始動をお薦めします。
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  • ●ご使用済みバッテリーの処分
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    • 1.ご使用済みのバッテリーはリサイクルすることが出来ます。
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      バッテリー購入店、販売店にご相談下さい。
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    • 2.オートバイバッテリーには資源再利用が可能な鉛などが含まれております。
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      資源の有効な活用、環境保護のためリサイクルにご協力お願い致します。
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